我が家の間取り その②

以前我が家の間取りの条件を書きました。

以前の記事はこちら→

 

thinkback.hatenablog.com

 1階に持ってくる部屋は

*リビング・ダイニング・キッチン

*洗面・洗濯室・浴室

*妻の職場と物置

2階に持ってくる部屋は

*子供部屋×2

*寝室

*サンルーム

当初はこんな風に考えていました。

しかし、これでは1階のボリュームがかなり大きく、1階が大きい分、金額も高くなってしまっていました。

そこで私たちが考えたのが

 

何かを2階に上げて家全体を総二階にする。

 

でした。

 

では、何を上げるか。

 

私の職場か、浴室などの水回り関係です。

 

どちらがいいのか、夫婦でさんざん話し合いました。

その結果

*洗面・洗濯室・浴室

を上に上げることに決めました。

夫は最初からお風呂は2階派だったのですが、私は生活のメインを1階と考えた時に、私の職場が1階で良いものか。。。と思い、職場を2階に上げようかと提案していました。

私たちが考えたお風呂2階案のメリット・デメリットを書きます。

★メリット

・プライベートとそうでない空間をしっかり分けることができる。

・来客時に生活感の出る水回りを隠せる。

・我が家の場合、サンルームを設けるので、洗濯動線がとてもいい。

・お風呂に入ったらそのまますぐにベッドへ。朝もシャワーを浴びたいときはすぐにお風呂へ行ける。

・お風呂を南面に設置できる。

・うちはイナカなので2階からのお風呂からの眺めがいい。(と思われる。)

 

★デメリット

・お風呂の場所を考えないとリビングに水の音がまる聞こえになる。

・老後、2階お風呂で本当にいいのか?

・もしケガや事故で車いす生活になったらお風呂はどうするのか?

・子供が小さいときに洗濯が2階だと、大変ではないか?

・水漏れした時に大変ではないか?

 

などなど、メリットがあればデメリットもあります。

 

この案、周りの人に聞いてみました。

そしたらはっきり意見が分かれたのですが、

男性は2階お風呂派がほとんど。

女性は1階お風呂派がほとんどでした。

男性はお風呂の価値を重視し、女性は動線を重視しているような気がします。

特に女性には子供が小さい時の大変さをコンコンと語ってくれました。

汚したらすぐに洗濯機にポイってできないじゃない!とか。。。

私は子供ができるかどうかもまだ分からないし、子供の小さい時は大事な時だとは思うのですが、それも長い人生でみたらほんの数年だと思うのです。

その時だけ切り取って考えても、ダメかな。。。なんて思いました。

老後のお風呂問題はリフォームで対応しようかとも考えていますし、私たちの意見は2階にお風呂で決定!

 

建てたい時に建て替えれればそれに越したことはないでしょうけどもね。。。

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おかわり工務店 その②

おかわり工務店 その①はこちら

 

thinkback.hatenablog.com

 S館でお見積もりを出してもらい、検討します~となってからというもの、Nさんが結構な頻度で確認の電話をしてきます。

なかなか断りづらいし、他社から見積もりがまだ出ていないこともあってうやむやにしていたのですが。。。

夫と家飲みをしていた時、ちょうどワインを1本空けたところでNさんから電話が!

酔った勢いで思い切って断りました。

「レンガの家ではなく、洋館っぽくしたくて。。。S館さんのコンセプトとはちょっと合わないと思ったのでお断りします。」

Nさんはレンガだけではなく、塗り壁もしていますし、この間完成見学会をしたところは、洋館をイメージして作った家ですし、また気が変わったらいつでもご連絡ください、と言ってくれました。

 

それから数日後、ポストを見たらS館Nさんから手紙が。

会社が統合して、新たにSSという社名に変わりましたと。

S館(だった)の大元の会社がEホーム(輸入住宅で有名)に加入したので、その部材を使って家を作ることができるようになり、幅が広がったそうなのです。

SSEホームに加入していないのですけどね。

SSNさん

 

もう一度一から家づくりをSSとしてみようか。。。

 

おかわりしたい!と思わせてくれたのは、やはりここはしっかりしてるな、という安心感でした。

 

再びSSを訪問。

 

レンガのイメージを払拭したいらしく、私たちが建てる洋館のような家を是非自分たちで建てたいと言ってくれました。

ここから打ち合わせが始まるのですが、本部からMさんという設計士さんまで参加してくれることになり、5人での打ち合わせになりました。

「この人ら、うちらを取りに来てるな。。。」

というのが第一印象。

設計力はMさんが加わってからパワーアップ。

対応もパワーアップ。

デザイン力もパワーアップ。

 

私たちはサーキュラ階段を玄関に設置する予定なのですが、予算がネックでした。

しかし、EホームJCTの商品をどこよりも安く調達できるとのことで、サーキュラ階段も100万切りますよ、と。

 

これは結構魅力的でした。

 

そんなこんなで、10月現在も私たちの家づくりダービーに残り続けているSS

これも何かのご縁なのかもしれません。

 

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おかわり工務店 その①

ひょんなことがきっかけでモルタル造形の仕事をされている方と知り合いになりました。

その方が家を建てる時にK工房S館か迷った結果、S館にしたと教えてくれました。

K工房についての記事はこちら thinkback.hatenablog.com

ということで、その方の紹介でS館にお邪魔することに。

実はここも工務店と同様、レンガの家をウリとしているところでした。 工務店についてはこちら thinkback.hatenablog.com

対応してくれたのは、一級建築士兼営業の、Yさん二級建築士の、Nさん

とてもオシャレな工務店でホンモノを作ることにこだわっているのだとか。

以前ブログで、手積みレンガの家の事を書きましたが、ここは手積みではなく、自社のレールにスライスしたレンガをはめて目地を塗っていくという独自の作り方で総レンガの家を実現しています。

床は無垢材。 自社で加工しているので他社に比べるととても安い。 室内ドアも全て自社の無垢材のドアです。

キッチンは御影石を使用した自社キッチン。 キッチンはめちゃくちゃ安かったです。 お値打ちすぎて逆に心配になるくらい。

私たち夫婦は花粉症持ちなんですけど、天候のいい日はお布団を外に干したい派。

なので寝室近くにベランダが欲しくって、

『この部屋の前にベランダが欲しいです。』

とお伝えしたんですけど、

『ベランダはどうしても!とおっしゃる方以外は設置をオススメしておりません。 せっかくの総レンガの家の景観を崩しますので。。。 布団用掃除機とか皆さん、使われていますよ。』

とスッパリ意見を却下。

我が家の土地は日当たりがいいので、リビングに掃き出し窓を作りたいとお伝えした時は、

『泥棒にあった家はどこから進入されたかご存知ですか?掃き出し窓です。掃き出し窓はどうしても!とおっしゃる方以外は設置をオススメしておりません。』

窓は上げ下げ窓のみ、なのだそうです。

外観も大事だけど、生活のしやすさも大事なんですが。。。

しかし、安心感がとてもある工務店でした。 色々よくご存知だし、設計力も言うことなし。

でもレンガの家にしたい訳ではない。。。

ホンモノを追求することにこだわっている工務店なので、エリザベス洋式とチューダー洋式のいいとこ取りをする!とかはやんわり断られます。 マーヴィンの窓やファイポンをチューダー洋式には使ってはいけないとか。

例えば、洋画を見ている時、日本の描写があったとします。 池には鯉、家の中の装飾にこけしが置いてあったり。。。 でも建物が少し中国っぽい。 欧米の人たちはアジアを色々混同してしまってるようです。 その風景を私たちが見ると、

『あぁ、ニセモノだなぁ。』

と思う訳です。

これと同じように、 『イギリス人が見た時に、この家は色々混同しててやっぱニセモノだなぁと思われない家を私たちは作っています!』

とおっしゃっていました。

素晴らしいと思います、ホンモノ思考。 でも我が家は別にイギリス人に見せる為に家を作るんじゃないんだよな。

洋館なんて、どの洋式にも当てはまらないのですから。

洋にかぶれ始めた日本人が、色々取り入れて作ったのが洋館だと思うのです。

その辺の考えがうまく擦り合わないなぁと思っていました。

このまま行くとお断りする感じですが、ブログのタイトルを おかわり工務店 にしたのには訳があります。

それは、また次の機会に。

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建築家から探すか、工務店から探すか

いろいろなブログを見ていると建築家さんから探す方とハウスメーカー工務店さんから探す方と2パターンあるんだなーと気付きました。

家を建てる上で実は私たちは建築家さんから探す、という選択肢が頭にありませんでした。

まずはハウスメーカー工務店から探すものなのだと思い込んでいました。

 

建築家さんから探していたらまた違った結果だっただろうなと思うことがあったので書きたいと思います。

 

同じタイミングで家づくりを進めている私の会社の先輩、Kさん

いろいろ情報交換しているのですが、Kさんがある建築家さんに設計をしてもらいたくて行った工務店があってそこを紹介してもらい、行くことに。

 

K研究所という所です。

自社で建築士さん、大工さんを抱えている木をふんだんに使った家を得意とする工務店さんでした。

 

対応してくれたのは建築士Nさん、社長のHさん。

 

私の先輩が書いてほしいと熱望していた建築士さんがNさんでした

NさんK研究所で働いた後独立。

独立後もK研究所と一緒に仕事をされていて、独立後に設計した家がグッドデザイン賞を受賞!

すごーい!!

 

そんなNさん、私たちの印象は天才肌だな、この人。。。

 

とても引き出しの多い人ですんなり間取りが決まっていきます。

 

あっという間に次見積もりしましょうとなりました。

 

お見積もりも私たちの予算内。

むしろ、もう少し贅沢できるかなと思うくらいです。

ただ、あまり洋館っぽくないんですよね。。。

そこも自然素材をウリにしているんですが、もうちょっとパンチがあってもおもしろくないかなぁ。。。なんて思ってしまって。

 

ただ設計力とセンスが抜群によかったので、こうなるのだったら建築士さんから探すというのも手だったなと今更後悔。

大本命の工務店K工房はちょっと設計力が弱くてそこが難点だったのですが、設計力でK工房の家が建てられたら。。。と思ってしまいました。

K工房についてはこちら→

 

thinkback.hatenablog.com

建築士さん、工務店さん選びは難しいなと再認識させられました。

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ココロの奥底ではイヤだった工務店

ある日、夫が工務店を見つけてきました。 D屋というところで、雑貨屋さん家具屋さんもやっているところです。

そこは北欧系のおうちをたくさん建てていました。 私はあまり北欧系には興味がなかったし、場所が離れていたこともあり、乗り気ではなかったのですが伺うことに。

対応してくれたのは社長のKさん

こんがり日焼けしていて現場の人って感じです。

お父様がもともと経営されていてご自身が引き継いだとのこと。 Kさん父親に進められて一級建築士を取得、その後大工さんとして建築会社で修行、営業も経験しなければということで大手ハウスメーカーに営業として就職。

なんと華々しい経験。。。。

ここまで聞いて、

「なんか安心して任せられそう。」

と思いました。

まずは私たちの要望をお伝えしました。

私たちの要望はこちら↓ thinkback.hatenablog.com

洋館のような家なんて初めてだから是非建てたいです!!とKさん。 予算内にうちでしたら十分収まりますとのことでしたので、期待しておりました。

1か月後、出てきた間取りが斬新でびっくりしました。 よく考えられているなと。 通り土間を設け、離れのような形で私の職場。 上はバルコニーを伸ばして雨に濡れないようにしてあります。 そう来たかーと思いました。 しかし、屋根とバルコニーが多い分、結構高いのでは。。。と。

そして出てきた見積もりが4000万円!!!!

高っっ!!!!!

思ったよりいっちゃいましたーへへへーっておいおい。。。。

ここから減額が始まりますが、結果、自分たちが取り入れたいものってなくなってしまったんです。 その頃からです、やたらKさんの発言が気になり始めたのは。

まず毎回聞かれるのが、他どこと検討していますか?です。 D屋さん以外に5社ほどです。 とお伝えすると、名前は?と建築会社の社名まで詮索してくる始末。

その後は、絶対この家建てたいんです~とか、○○工務店さんは見かけだけですよーとかやたら他の工務店さんを下げてくるんですよね。 その発言が自分の価値を下げてるって思わないのかな。

帰ろうとするとやたら引き留めてくるし、もともとKさんが苦手な分野に当てはまる人だったので、私はここで建てるのは心の底からイヤでした。

夫は職人っぽい感じのKさんを気に入ってましたけど、徐々に気付き始めたらしく、あの通り土間にこだわらなくてもいいし、他の工務店悪く言うのやめてほしいな。。。とポツリ。

まだ連絡は来てないけど、切るつもりです。

切るって言う話をしたら、またグダグダしつこそうだなー。。。

やはり担当の方との相性も大事だなと思いました。

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契約前の図面を起こしてもらうためのお金

下調べもせずに建築会社や工務店を探していたものですので、設計士さんに図面を起こしてもらう時に費用が発生する、という認識が最初ありませんでした。

 

今までの工務店では費用を請求されたことがなかったので。。。

 

同じタイミングで家づくりを進めている会社の先輩がいるのですが、その方から5万とか10万払って書いてもらってると聞いて、そうなんだ!と驚きました。

大手のハウスメーカーだと多いような気がします。

 

私たちが次に行ったハウスメーカーもそうでした。

大手ではなく、地元密着型のハウスメーカーLWホームというところです。

 

最初ご相談に行った時は2級建築士の女性の方と社長さんが対応してくださいました。

LWホームは不動産やその他いろいろ事業をやっているそうです。

 

まずは自分たちの要望を伝え、一度考えていただきたいとお願いしたら

『では、47万最初にお支払い下さい。』

と一言。

。。。。。

設計料は掛かるのは分かるけど、47万も払うの?!

私たちがポカーンとしてると

『私たちは1坪あたり、1万円として設計料をいただいております。先ほどのご要望で47坪ほどとのことでしたので、47万になります。』

ええええ!

ちょっとそれは漢気のいる金額やな!!!

『もちろん、わたくし共の図面をどこに出していただいてもよろしいですよ!(えっへん!)

当たり前やろ!

 

という事でここも無くなりました。

 

さすがに47万払って書いてもらったらもう、そこに決めるしかない気がして。

 

あまり気に入った素材や、部材を使っている訳でもありませんでしたし。。。

 

LWホームに決めた方にお話しを伺いたいなーと思いました。

叩き台すらないのに、そこに1坪1万払って書いてもらうってどうやって決断したんだろ。。。

完成見学会に行きまくったとか?

親戚や兄弟がLWホームで建ててるとかかな。。。

 

私たちには決断できなかったなー(; ̄ェ ̄)

 

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大本命の工務店

ネットで工務店を探している時に、ふと見つけた輸入住宅のホームページ。

今まで見たことないような、無国籍な感じの家をたくさん建てているK工房さんを見つけました。

まるでディズニーの中に建っているような、独特の世界観のお家でした。

気になって一度お話を伺いにいくことに。

 

今私たちがカフェ風でもなくカリフォルニアでもなく、洋館のような重厚感のある家にしたいと思ったのはK工房さんの影響です。

 

こんなシャレた家を作るなんて、オシャレな社長さんなんやろうな。。。

と想像を膨らませながらお邪魔すると、出迎えてくれたのは現場にバリバリ出て仕事してそうなオジさま。

 

むむ??

職人さんかなぁ。。。

 

イヤイヤ、この方が社長のKさん^^;

 

とてもディズニーにあるような家をデザインしたとは思えない(失礼。。。。)職人さんのような方でした。

 

夫も

あの人があんな設計書くなんて。。。と図面を見るまで疑っておりました。

夫婦揃って失礼です。。。(・・;)

 

しかしこのK社長さん、バツグンのセンスをお持ちでした。

ご自宅での打合せでしたがアンティークに囲まれたとても素敵なお家。

奥様も妖精みたいな可愛らしい奥様で、トールペイントの先生をやってみえます。

眠れる森の美女に出てくるあの妖精みたいな感じです。

分かってもらえたかな(;^ω^)

紛れててもおかしくない笑!

 

K社長はご自身でヨーロッパやアジアに出向き、建材を購入しているそうで、照明やカーテンも自分がいいと思ったものはたくさん日本に持ち帰ってきているのだとか。

 

コレクションを見せてもらいましたが、どれも日本のセレクトショップでも見かけないようなアンティークなインテリアばかり!

 

私たちはその世界にどっぷりハマってしまいました。

 

K社長は自社HPに力を入れておらず、完成見学会もせず、広告やダイレクトメールも出さない。

間接費をとことん省いて施主が建てやすい金額に抑えるというのがモットーなのだそうです。

 

「HPもどやっていじるか分からへんしな!!はははー!」

 

とおっしゃっていました。

 

私たちの工務店探しダービーにさっそうと現れたK工房

 

今後K社長にたくさん図面を書いてもらうことになるのですが。。。

はてさて。

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